感染症情報(6月)
ヘルパンギーナ、手足口病等の夏風邪が見られ始めました。
また、溶連菌感染症の流行が続いています。
多くの感染症はしっかり手洗いを行うことで予防できます。
また、暑い日が増えてきます。
水分をしっかりとって栄養補給と休息を心がけましょう。
【 ヘルパンギーナ 】
エンテロウイルス、コクサッキーウイルスなどによる夏風邪です。
接触感染を含む糞口感染と飛沫感染によってうつります。
潜伏期間は2-4日で、39℃から40℃の高熱とのどの奥にぶつぶつ(小水疱)が見られます。
多くは3日程度で解熱します。
熱性けいれんや無菌性髄膜炎といった合併症を起こす場合があります。
ウイルス感染症のため特効薬はなく、解熱剤や経口補液 などの対症療法が中心となります。
のどの痛みが強く水分が 上手にとれないときは、早めに病院を受診しましょう。
しっかり解熱し、食事がとれれば登園、登校可能です。