感染症情報(10月)
インフルエンザウイルス、コロナウイルス感染症のほか、
溶連菌やアデノウイルス、ヒトメタニューモウイルスなど様々な感染症が見られます。
日中との寒暖差が大きく体調を崩しやすい季節です。
しっかり食べて、十分な睡眠を心がけましょう。
手洗いはあらゆる感染症に有効です。
【 アデノウイルス感染症 】
アデノウイルスが感染者の飛沫によって、
喉などの粘膜に感染することにより発症します。
潜伏期間は5-7日で、主に高熱が4-5日続きます。
のどの痛みや発熱のほか、結膜炎や胃腸症状が見られることもあります。
特効薬はありません。解熱薬による対症療法を行います。
高熱が続き脱水状態となるのを防ぐため、
経口補水液などによる十分な水分摂取が大切です。
経口摂取が困難な場合は、点滴を行うことがあります。
感染予防のため、手洗いをしっかり行いましょう。