子どものトピックス TOPICS

「2024.8.1感染症情報」

感染症情報(8月) 
ヘルパンギーナ、溶連菌感染症はやや下火となりましたが、
RSウイルス感染症などぜいぜいを伴う風邪が流行しています。
多くの感染症はしっかり手洗いを行うことで予防できます。
 
暑い日が続きますので、エアコンを上手に使い熱中症にも気をつけましょう。 
【 RSウイルス感染症 】 
RSウイルスによる呼吸器感染症で、多量の鼻水、咳、発熱が見られます。
特に
6か月未満の乳児にかかった場合は無呼吸を起こすこともあり、
時に重症化し呼吸困難をおこします。
年長児では重症化する割合はそれほど高くありません 
ぜいぜいするときは注意が必要です。 
咳やくしゃみで移ります。(飛沫感染) 
潜伏期間は2-8日、多くは数日で軽快します。 
治療は有効な抗ウイルス剤がありませんので、
症状を和らげる対症療法や吸入、重症化した場合は酸素投与を行います。
 
抗原検査で診断しますが、1歳以上は保険適応外になります。